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埼玉県・さいたま大宮区

国指定文化財(重要有形民俗文化財)北武蔵の農具さいたま市大宮区高鼻町4-219

北武蔵の農具

 北武蔵と呼ばれる地域は、水田とともに畑作の占める割合が高く、なかでも荒川流域の麥のタレマキ法と、大宮台地周辺の低湿地や入間・所沢付近の谷水田での「摘み田」は、類似した農法としても注目される。
 この収集は、このような地域的特色ある農耕に用いられる農具を中心に、水田用具・畑作用具・綿作用具など各種の農具を作業工程順に網羅的に収集している。また、農具にちなむ信仰・儀礼関係の用具や運搬用具や仕事着なども収集している。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))太刀〈銘備前国長船住左兵衛尉景光、作者進士三郎景政、嘉暦二二年已巳七月日/〉埼玉県立歴史と民俗の博物館 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219

太刀〈銘備前国長船住左兵衛尉景光、作者進士三郎景政、嘉暦二二年已巳七月日/〉

備前長船景光と其の一門と思われる景政の合作である。大河原丹治時基が、景光、景政に注文して奉納したことが銘文によって分かる。本太刀は、直刃を立調にして互の目を交えた鎌倉末の備前長船の作風をよく示した優品である。また、関東武将と長船鍛冶の関係を示す好資料としても貴重である。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))短刀〈銘備州長船住景光/元亨三年三月日〉埼玉県立歴史と民俗の博物館 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219

短刀〈銘備州長船住景光/元亨三年三月日〉

鎌倉時代の作品。