中山道沿い商家の納屋で主屋背面側に南面して建つ。真壁造２階建、切妻造桟瓦葺平入で、正面に庇を架け、２階南面に２箇所窓を開ける。内部は各階東西二室に分け、一階背面側に一室配する。茶等の保管に使用した。街道沿いの広大な敷地中程に景観をつくる。

浦和宿の南に位置。中山道に西面する店舗と棟を直交する主屋からなり、店舗は２階建切妻造桟瓦葺。正面に下屋を通し、軒、下屋とも出桁造とする。１階は南を土間、北を畳敷のミセとし２階も２室とる。主屋は平屋建で８畳２室。旧街道に重厚な店構えを見せる。

本美術作品は、主題及び技術の両面においてドラクロワ晩年の特徴がよくあらわれた作品であり、小品ながら描写の密度の高い傑作である。また、悲劇的な宗教主題に対する画家自身の思い入れを強く感じさせるなど、完成度の高い作品であり、優れた芸術性を有するものである。