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埼玉県・川越市

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)山王塚古墳埼玉県川越市

山王塚古墳

我が国最大規模の上円下方墳であり、その形状や構築方法は、武蔵国の地域的な要素と畿内的な要素の双方が確認される。武蔵国における最終段階の大型古墳のひとつであり、大型古墳築造の終焉を考える上でも重要である。

国指定文化財(重要文化財)旧山崎家別邸埼玉県川越市松江町二丁目七番地八

旧山崎家別邸

旧山崎家別邸は川越市川越伝統的建造物群保存地区の東に位置する。地区内で菓子店を営む山崎家の隠居として大正14年に建てられた。設計は大正時代に多くの住宅建築を手がけた保岡勝也である。主屋は2階建の洋館に平屋建の和館と2階建の土蔵を接続して一体となし,外観は和風と洋風の意匠の取り合いを巧みに処理して調和を図る。和洋の多彩な接客室を機能的な動線で連絡し,通風や採光,防火に配慮して豊かな住環境を実現している。
保岡が目指した,和風と洋風の生活様式の統合を体現する建物として,我が国における住宅の近代化の過程をよく示しており,高い歴史的価値を有している

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三重家住宅門埼玉県川越市脇田町15-7

三重家住宅門

敷地東辺南寄りに位置し、八幡通りに向けて開く。一間一戸の腕木門で左右に袖塀を附属する。わずかに起りをつけた切妻屋根を軽やかにかける。袖塀は竪板壁の上部を挽き板の目透し欄間とし、銅板葺の屋根をかける。主屋前の庭園とともに閑静な佇まいを醸す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三重家住宅主屋埼玉県川越市脇田町15-9

三重家住宅主屋

川越城下旧武家地の住宅街に建つ。主屋は本屋根と玄関を起りのある入母屋造として優雅な印象を与える。前後に三室ずつ並べて廊下を廻らし、主座敷は上質な座敷飾を備えて格天井を張り、品格を備える。居室と玄関を廊下で区分する近代住宅形式の好例となる。