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埼玉県・志木市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))朝日屋原薬局東雲不動尊祠埼玉県志木市本町2-4-43

朝日屋原薬局東雲不動尊祠

細長い屋敷地のほぼ中央,物置の東方にあり,不動尊を祀る。当時の生活文化の一端を示す施設。切石積基壇上に建ち,規模は桁行,梁間とも1間と小さく,切妻造,平入で,屋根鉄板葺である。木目をよく現した素木で,内法虹梁の絵様などに造形の冴えをみせる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))朝日屋原薬局門及び塀埼玉県志木市本町2-4-43

朝日屋原薬局門及び塀

街道に面して建つ主屋の南側に連続し,屋敷正面の構えを整えている。主屋寄りに建つ門は,1間腕木門形式で,この左右に縦板張,目板打の塀が延びる。いずれも疎垂木の銅板葺屋根をかける。塀は連続して見えるが,両側とも北半分が引き込み戸になっている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))朝日屋原薬局離れ埼玉県志木市本町2-4-43

朝日屋原薬局離れ

東西に細長い屋敷地の東方に,南面して建つ。木造の総2階建,入母屋造,桟瓦葺で,階境に庇を廻し,1階南面東端に切妻造の玄関を設ける。各階を高くとり,開口部にはガラス窓を多用し,吹寄風で小舞打の軒廻りなど,数寄屋風の軽快な意匠が要所にみられる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))朝日屋原薬局洋館埼玉県志木市本町2-4-43

朝日屋原薬局洋館

主屋の南側に建てられた小規模な洋風建築。木造平屋建,寄棟造,桟瓦葺で,西を正面として玄関ポーチを設ける。内部は1室で,東面に縁風の廊下を備える。外壁は漆喰塗だが,腰と開口部廻りは人造石洗い出し仕上げで飾り,瀟洒な外観に変化を持たせている。