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埼玉県・久喜市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))本多流洗心洞(髙木道場)的場埼玉県久喜市下清久字鶴ノ谷395-13

本多流洗心洞(髙木道場)的場

旧清久村の旧家に所在する弓道場の的場。切妻造で射場側を開放、残る三方を板壁とし、内部に安土を盛り上げる。コンクリート基礎と土台は安土断面を意識して背面側を高くする。左右に矢除板を配し、その背後に的置場を設ける。木造の近代弓道場的場の典型。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))本多流洗心洞(髙木道場)弓道場埼玉県久喜市下清久字鶴ノ谷395-11

本多流洗心洞(髙木道場)弓道場

旧清久村の旧家に所在する弓道場。切妻造で天井の高い板敷の射場を中心に、下屋で西に床構え付畳敷の上座、東に弓置場、北に畳敷の控えを配し、切妻造玄関を北東に設ける。控えの窓桟は矢羽根形とし、床天井の竿縁は弓なりに曲げる。木造の近代弓道場の典型。

国指定文化財(重要無形民俗文化財)鷲宮催馬楽神楽

鷲宮催馬楽神楽

北葛飾郡鷲宮町の鷲宮神社の四月十日、十月十日ほかの祭礼に演じられるもので、「土師【はじ】一流催馬楽神楽」ともいわれる。もとは三十六座あったと伝えられるが、享保年中に十二座ほか一座のかたちに整理されたともいわれ、演目には、「神詠」「榊」「国堅」「猿田彦」など十二座と番外「天狐」がある。大太鼓、小太鼓、笛、大拍子の囃子にのって、舞人が神楽歌や催馬楽を詠唱しながら舞う採物神楽の一つである。いずれの舞も、出の舞、神楽歌、舞掛、引込みの舞の四段からなっている。江戸一円に広く分布する神楽の一源流ともなったものである。