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埼玉県・日高市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧新井家住宅石垣埼玉県日高市大字高麗本郷字上ノ原245他
屋敷地の南面から納屋東面に矩折れに積まれた石垣。野面石積、延長六二メートルで、最大高さ二・八メートルを測る。法面に緩やかな弛みをもたせ、隅は算木積風に積む。小高い敷地の形状を巧みに利用し、巾着田から見上げた際の屋敷構えを強く印象づける。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧新井家住宅北土蔵埼玉県日高市大字高麗本郷字上ノ原245
主屋北方の小高い石垣の上に西面して建つ。桁行五・五メートル梁間三・六メートル、土蔵造二階建、置屋根形式の桟瓦葺で、西面に下屋を設ける。土台を廻さず礎石建とし、一階を土間とする。土間には甕が埋められ、もとは食料品等の貯蔵蔵と考えられる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧新井家住宅南土蔵埼玉県日高市大字高麗本郷字上ノ原245
主屋の東方に西面して建つ。桁行六・四メートル梁間四・五メートル、土蔵造二階建、切妻造、置屋根式の桟瓦葺である。小屋は和小屋を組み、もとは家財道具を収納するために使用した。西面に比較的大きな下屋を設け、納屋とともに屋敷の表構えを整える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧新井家住宅納屋埼玉県日高市大字高麗本郷字上ノ原245
敷地南側中央の石垣上に建ち、桁行一一メートル梁間四・五メートルを測る。小屋は和小屋で、壁は漆喰塗とし、腰に簓子下見板を張る。南東面では与力窓を横に並べ、風格のある印象を与える。優美な軒反を見せ、巾着田から見上げた際の屋敷構えを引き立てる。