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千葉県・館山市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧森田家住宅主屋千葉県館山市北条2321
館山駅西側の住宅地にある旧国鉄機関区長宅。北正面の木造平屋建、寄棟造桟瓦葺で正背面に下屋を付し、正面東寄りに入母屋造の玄関を出す。内部は東に客座敷を設け、中廊下を通して西に居室4室を配する。駅前に開けた近代住宅地の様相を伝える和風住宅。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小原家住宅表門千葉県館山市南条字五反畑55-3
旧長屋門の東にあり、敷地南面を画す。一間薬医門で、両脇に袖塀を付け、西側には潜戸を開く。本柱や冠木は量感があり、梁を四筋架けて桁を受ける。起りを付けた切妻造の屋根には、家紋入の屋根瓦を用いる。往時の景観を今に伝え、表構えに風格を添える表門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小原家住宅旧長屋門千葉県館山市南条54
敷地南面に位置する。桁行六・四メートル、梁間三・七メートル、寄棟造。もと長屋門で、門口と西側の居室部分が残る。旧門口には、石敷が残存し、小屋組も二重梁とし重厚な造りであったことを偲ばせる。長屋門の遺構として、敷地景観の変遷を物語っている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小原家住宅文庫蔵千葉県館山市南条54
主屋西に東面して建つ。桁行四・五メートル、梁間七・三メートルで正面に下屋を付ける。正面の扉口、妻面の窓とも掛子塗の両開とし、窓庇の持送も漆喰塗とする。内部は板床で壁は横板張とし、二階は棹縁天井を張る。敷地景観を形成する重厚な土蔵である。