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千葉県・習志野市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))廣瀬家住宅井戸上屋千葉県習志野市津田沼6-5-11

廣瀬家住宅井戸上屋

倉庫北端部西方に東西棟で建つ。桁行3.35m,梁間2.43m規模で,柱は内転びに建て,四周吹き放ちとし,切妻造,桟瓦葺の屋根を載せる。かっての海岸線と旧の上総街道との間に位置する雑穀問屋の屋敷構えを構成する主要素のひとつ。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))廣瀬家住宅倉庫千葉県習志野市津田沼6-5-11

廣瀬家住宅倉庫

敷地の東寄り中央に南北棟で建つ。桁行5間半,梁間3間規模,切妻造,桟瓦葺で,曳家時の3尺高コンクリート土台に建ち,棟に大きな鬼瓦を載せ,西面に1間幅の下屋を差し掛ける。3尺ピッチの柱間に3本の間柱を建てる「角寄せ蔵」風のつくりに特徴がある。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))廣瀬家住宅蔵千葉県習志野市津田沼6-5-11

廣瀬家住宅蔵

もと雑穀蔵で,主屋の南方に位置する。桁行4間,梁間2間半,東西棟,切妻造,桟瓦葺の平入2階建土蔵で,北面に幅1間の下屋を付けて蔵前をとる。外部は簓子下見で,内部の重厚な梁組にも見所がある。棟札から「大工棟梁鷺沼村邑山岩吉」が判明している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))廣瀬家住宅主屋千葉県習志野市津田沼6-5-11

廣瀬家住宅主屋

久々田本郷に所在した住居を店舗兼住居として現在地に移築。下手にあたる店舗部は改築されたが,上手部は12畳半の広間と10畳の納戸,4畳・6畳・6畳の座敷から成り,東面の式台跡や南面の縁などに房総民家の特徴をとどめている。