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千葉県・流山市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))秋元家住宅土蔵千葉県流山市流山二丁目109-9

秋元家住宅土蔵

みりん醸造で栄えた流山本町界隈に建つ。もとは貴重品を納めた蔵と考えられる。切妻造桟瓦葺妻入で、半間ごとに柱を立て小屋を二重梁とし、出入口に観音扉を設けるなど堅牢につくる。市街化著しい流山中心部にあって、地域の歴史的景観を伝える貴重な遺構。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))松ケ丘一号型街路灯千葉県流山市松ケ丘二丁目330-85

松ケ丘一号型街路灯

昭和三〇年代に開発された住宅地に、防犯等のため要所に設置された街路灯。コンクリート製、高さ四・四メートルで、フルーティングを設けるなど様式建築の柱を模し、頂部に円形電灯を置く。地域の歴史を今に伝えるのみならず、意匠的にも特徴ある街路灯。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))清水屋本店店舗兼主屋千葉県流山市流山2-26

清水屋本店店舗兼主屋

旧街道に東面する和菓子店舗で、背面北寄りに寄棟造平屋建の住居部を突出し、正面庇上にモルタル塗看板を立上げる。二階の軒は浅い出桁造とし、南面窓の腰高さに高欄がつく。店舗の土間床に建つ独立円柱は脚部を大理石塗とする。戦前の店舗建築の特徴を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))笹屋土蔵千葉県流山市流山1-155-1

笹屋土蔵

土蔵造二階建、桁行六・四メートル梁間四・五メートルの東西棟で、切妻造桟瓦葺とする。西妻に両開土戸の戸口を開く。外壁は漆喰塗で、鉢巻と腰を黒漆喰塗で引締める。小屋組は二重梁で棟木下に桁行梁を二段挿入する。旧道沿いの往時の賑わいを伝える土蔵。