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千葉県・鎌ケ谷市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))丸屋離れ千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷四丁目17他

丸屋離れ

旧旅籠の東に建つ離れ。桁行五間半、梁間三間、木造平屋建、寄棟造桟瓦葺で、北面を除く三方に縁を廻らし、正面東寄りに玄関を付す。八畳と一〇畳を並べ、両室に床棚を設ける。小規模ながら、良質の造作を多用する明治期の新座敷。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))丸屋千葉県鎌ケ谷市鎌ケ谷四丁目17他

丸屋

木下街道の鎌ケ谷宿に建つ、もと旅籠の建物。桁行五間、梁間七間の木造二階建、寄棟造桟瓦葺である。明治35年に廃業した後、間取りなどの改造を受けたが、柱や差物は木太く重厚な造りで、正面入口の揚戸構や庇など、宿場の面影を伝える旅籠建築である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))澁谷家住宅門千葉県鎌ケ谷市中佐津間一丁目77

澁谷家住宅門

主屋の正面に東面して建ち、前面には道路まで畑が広がる。切妻造桟瓦葺の一間薬医門で、本柱に冠木を渡し、女梁男梁を重ね、束を立て棟木を受ける。門の南北には桟瓦葺、簓子下見板張の塀が接続し、屋敷地の東方に広がる畑とともに、集落景観を構成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))澁谷家住宅米蔵千葉県鎌ケ谷市中佐津間一丁目77

澁谷家住宅米蔵

主屋南東に西面して建つ。土蔵造二階建、桁行三間、梁間二間、切妻造桟瓦葺。外壁は漆喰塗で、二階窓まで下見板張とし、二階の南妻面と背面に庇付の窓を付す。内部は竪板張とし、小屋は登り梁形式である。北東の門とともに、旧家の屋敷構えを引き立てている。