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千葉県・匝瑳市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))及川家住宅土蔵千葉県匝瑳市飯塚字谷1263他

及川家住宅土蔵

敷地北西に東面して建つ土蔵。二階建切妻造平入で桟瓦葺の置屋根を載せる。正面に桟瓦葺の下屋を設け、他は鉄板葺庇を廻らす。外壁は白漆喰塗に腰を黒漆喰塗とする。内部は一、二階とも一室で、小屋は登梁と和小屋の梁を交互に架ける。敷地景観の一角を形成。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))及川家住宅主屋千葉県匝瑳市飯塚字谷1263他

及川家住宅主屋

沿岸部丘陵地に位置し、敷地奥に南面して建つ。寄棟造瓦形鉄板葺で、鉄板の下に茅葺を残し、軒を出桁造とする。東を土間とし、西の床上部は二列五室を配し、北西を床付の奥の間とし、西辺に広縁を付す。食違型の間取などに下総の上層農家の特徴を伝える。

国指定文化財(重要文化財)飯高寺 総門千葉県匝瑳市飯高

飯高寺 総門

飯高寺は天正八年(一五八〇)に開創された日蓮宗の檀林で、慶安年間に現在の伽藍が整えられた。 講堂は檀林の中心建物であり、規模が大きく、禅宗の客殿型本堂と似たような平面構成になる。 鐘楼は方一間、鼓楼は袴腰付で講堂の前方左右に建つ。 総門はかなり離れて建つ簡素な高麗門である。 近世において僧侶の学校であった檀林のうち、日蓮宗では最も古くまた格式が高く、規模も大きく、旧態をよく残した遺構として貴重であり、文化史上の価値も高い。

国指定文化財(重要文化財)飯高寺 鼓楼千葉県匝瑳市飯高

飯高寺 鼓楼

飯高寺は天正八年(一五八〇)に開創された日蓮宗の檀林で、慶安年間に現在の伽藍が整えられた。 講堂は檀林の中心建物であり、規模が大きく、禅宗の客殿型本堂と似たような平面構成になる。 鐘楼は方一間、鼓楼は袴腰付で講堂の前方左右に建つ。 総門はかなり離れて建つ簡素な高麗門である。 近世において僧侶の学校であった檀林のうち、日蓮宗では最も古くまた格式が高く、規模も大きく、旧態をよく残した遺構として貴重であり、文化史上の価値も高い。