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千葉県・印旛郡酒々井町
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧莇家住宅店舗兼主屋千葉県印旛郡酒々井町酒々井字上宿1636-1
佐倉街道の酒々井宿に所在する醤油や茶の商家。重厚な土蔵造の二階建で、正面格子戸の1階は土間とミセ、高欄付の2階は床構え付の広い座敷とする。角屋で背面に仏間や内向き座敷、土間の妻側に添蔵を設ける。賑わった街道の歴史的景観を伝える豪壮な店舗。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)墨古沢遺跡千葉県印旛郡酒々井町
日本列島の後期旧石器時代前半期を特徴づける約3万4千年前の環状ブロック群で,日本最大級の規模。動物資源を目的に集まった人々が営み,狩猟具を含む活発な石器製作を行った集落遺跡で,石材分析から広域に及ぶ人々の移動や交流が明らかとなっている。当時の生業活動や集団関係を知る上で極めて重要。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))飯沼本家裏門及び塀千葉県印旛郡酒々井町馬橋字場々106-1
敷地東面を画す門。間口二・八メートルの一戸薬医門で、切妻造、桟瓦葺。北側に潜戸を開き、南北袖塀付で、北側は斜めに取り付く。五平の本柱上に冠木を渡し、男梁を架けて桁を受け、棟木は束で受ける簡素な構造。通りからの景観に寄与している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))飯沼本家甲子蔵千葉県印旛郡酒々井町馬橋字場々105-7他
主屋東方に西面する。桁行一六間、梁間九間、切妻造で越屋根を付け、北西角に応接室を張出す。外壁は腰を板張、上部を漆喰塗とし、小屋組はクイーンポストトラスである。応接室は、扇状に配った天井や幾何学模様の欄間など、様々な意匠を凝らす。