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千葉県・長生郡一宮町

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧斎藤家住宅稲荷社千葉県長生郡一宮町一宮字通町三丁目2987-1

旧斎藤家住宅稲荷社

敷地北東の主屋背後に南面する一間社流造。組物は二手先詰組とし、間に彫刻を飾る。脇障子、脇羽目板の彫刻のみならず、身舎妻飾に雲の紋様、板支輪にも波の紋様が施される。向拝も木鼻を獅子、中備を龍の彫刻とする。地元の職人による彫刻で随所を飾る稲荷社。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧斎藤家住宅土蔵千葉県長生郡一宮町一宮字通町三丁目2987-1

旧斎藤家住宅土蔵

敷地北東角に建つ。桁行三間、梁間三間、切妻造妻入で、正面に一間半の庇が付く。一、二階とも一室で、小屋は和小屋とし、三重梁を架ける堅牢な造り。一階の扉口、二階両妻の窓廻りの漆喰塗も丁寧に仕上げ、屋敷地の構成要素となる土蔵である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧斎藤家住宅店蔵千葉県長生郡一宮町一宮字通町三丁目2987-1他

旧斎藤家住宅店蔵

通りに西面して建つ。桁行八・五メートル、梁間七・一メートルの土蔵造二階建、切妻造平入で、正面に奥行一間の下屋が付く。一階は下屋と南西寄りを土間とし、他は板敷で、二階には良質な座敷を備える。正面は三連窓や軒蛇腹を塗込めた重厚な外観。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧斎藤家住宅主屋千葉県長生郡一宮町一宮字通町三丁目2987-1他

旧斎藤家住宅主屋

一宮町市街地に位置し、店蔵の背面側に接して建つ。南面に玄関を設け、内縁を介して八畳の茶の間、一〇畳の中の間、一〇畳の奥の間を並べる。奥の間は床・棚を設け、部屋境に板欄間を飾り風格を備える。庭園に向けて開放的外観を見せる近代和風建築の好例。