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東京都・千代田区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧山口萬吉邸門及び塀東京都千代田区九段北一丁目32-4

街路に面した敷地の北面と西面を区切る塀と北面西端に開いた切妻造の門。西面北端には陸屋根の車庫を置く。鉄筋コンクリート造の重厚な躯体をスペイン瓦をアクセントにして柔和に整える。主屋と調和した構造・意匠で一体感のある屋敷構えを構成している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧山口萬吉邸主屋東京都千代田区九段北一丁目32-4

東京九段の高台にある邸宅で、主屋は敷地北寄りに南面して建つ。木子七郎が意匠、内藤多仲が構造を担当し、壁式構造の量感ある躯体を、当時流行のスパニッシュ風意匠で軽快にまとめる。壁式構造の内藤自邸(大正15年)も木子と内藤が共同設計している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))高畠家住宅塀及び石垣東京都千代田区神田駿河台四丁目2-9

駿河台にある近代和風住宅の敷地北側面から東正面に巡る塀と石垣。石垣は間知石布積で空積とし、正面南側に車庫を設ける。塀は桟瓦葺、真壁造漆喰仕上腰板張で、石垣の笠石に載り、鉄骨で控柱を付す。屋敷の堂々たる構えを構成し、歴史的景観を留める。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))高畠家住宅正門東京都千代田区神田駿河台四丁目2-9

駿河台にある近代和風住宅の屋敷正面石垣に開く腕木門。切妻造桟瓦葺の起り屋根とした数寄屋風の門で、引分け大戸の鏡板は一枚板で、南袖に潜り戸を設ける。屋根上に塀を通し、軒先や長押を石垣の高さに揃えるなど、調和がとれた外観で歴史的景観を留める。