文化遺産オンライン

カテゴリで見る

東京都・文京区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山脇家住宅表門及び塀東京都文京区千駄木三丁目635-10

山脇家住宅表門及び塀

敷地東面を区切る門塀。目板瓦を葺く塀の南寄りに桟瓦葺の表門を開き、やや奥に引分戸を建込む。塀の外側は焼杉板張、内側は杉皮張として、数寄屋風意匠を施す。塀の庭側には雪隠や露地口、腰掛待合を付設し、茶室に至る落ち着いた露地空間を構成している。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山脇家住宅主屋東京都文京区千駄木三丁目635-10

山脇家住宅主屋

団子坂上の住宅街にある、茶人山脇善五郎の住宅。低平な平屋建で、一畳台目の睡庵、八畳広間の追遠、四畳半の楓亭と、丸炉のある玄関寄付の趣の異なる四席の茶室や水屋、居室を機能的に配する。丸太普請の繊細な数寄屋風建築で、笛吹嘉一郎による初期の作品。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))松井家住宅表門及び塀東京都文京区西片二丁目10-65

松井家住宅表門及び塀

通りに南面する表門及び塀。表門は切妻造平入桟瓦葺、軒先銅板葺で、上部に桟瓦葺屋根を載せて二重にみせ、柱には出節丸太を用いるなど上質なつくり。塀は鉄筋コンクリート造の万年塀で、外壁モルタル塗洗出仕上とし、門とともに風格ある表構えをつくる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))松井家住宅蔵東京都文京区西片二丁目10-6

松井家住宅蔵

主屋の北西に位置する家財蔵。2階建切妻造妻入桟瓦葺で、外壁モルタル塗仕上に3段の水切を廻らす。地階は鉄筋コンクリート造。各階1室で土間の地階以外は板敷、小屋組は桁行トラスの束に登梁を架ける。窓庇の装飾付側板など凝った外観が敷地景観を形成。