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東京都・品川区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧品川警察署品川橋交通待機所東京都品川区南品川一丁目223-5
品川橋南詰に建つ旧交番。木造鉄網コンクリート壁を洗出目地切りで石造に見せる。交差点に面して隅切し、庇付欠円アーチの入口を設け、側面に上下窓を開ける。内部は奥に手洗いを設ける他は1室。震災後に耐火に配慮して建てた戦前の交番遺構として希少。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧三井文庫第二書庫東京都品川区豊町一丁目1131-1
区立公園文庫の森に建つ、三井家史料管理のための書庫。鉄筋コンクリート造、二重の壁式構造で、一階を含む各階床と三階天井は鉄筋コンクリート造スラブとし、防火に優れた堅牢な造り。書架の鉄骨支柱で床を支持するなどの工夫がみられ、技術的価値が高い。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長濱家住宅門東京都品川区平塚一丁目584
敷地南辺、道路に面して建つ切妻造銅板葺の一間腕木門。軸部に杉丸太を用い、軒裏を網代で仕上げる。両側の袖塀は矩折れに張り出し、門より一段低い切妻屋根を置く。壁は鼠漆喰塗で腰より下を竪板張とし、東に脇戸を開く。道路景観を彩る数寄屋風の瀟洒な門。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))長濱家住宅主屋東京都品川区平塚一丁目584
国道西側の住宅地に建つ入母屋造桟瓦葺の主屋。建ちの高い二階建で、南面東端に起り付入母屋造屋根の玄関を構える。玄関は格天井で、客間も良材を用いた丁寧なつくりとする。二階の座敷からは南面の広縁を介して庭を望む。戦災を免れた上質な近代和風住宅。