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東京都・大田区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))龍子記念館東京都大田区中央四丁目1034-2-1

龍子記念館

川端龍子の作品を展示する記念館。角地に建つ鉄筋コンクリート造2階一部3階建で、全体をクの字とした特異な平面で1階をピロティ、2階を展示室とする。西隅3階部分は青い釉薬瓦葺の宝形造屋根で、竜舌蘭の宝珠を載せた姿は、地域のランドマーク的な存在。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧川端龍子邸画室東京都大田区南馬込四丁目49-11

旧川端龍子邸画室

敷地北西に位置する平屋建切妻造銅板葺の南北棟で、南西に土庇を付す。側柱は円柱とし、内部は一室の板敷で、折上天井には石膏ボードを斜め透かし張りの布張仕上とし、側廻りに大判ガラスの引戸を建てる。大作制作を主とした龍子らしい開放的で大空間の画室。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧川端龍子邸持仏堂東京都大田区南馬込四丁目49-11

旧川端龍子邸持仏堂

仏間棟の西に接続するコンクリートブロック造切妻造妻入桟瓦葺の東西棟。束で床版を持上げ、西妻は円柱上の梁に棟束を立て、螻羽を深くつくる。内部は一室で西を祭壇、上部は尖頭のヴォールト天井、北と南の各1箇所に尖頭アーチ窓を開け独創的意匠の持仏堂。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧川端龍子邸仏間棟東京都大田区南馬込四丁目49-11

旧川端龍子邸仏間棟

主屋の西に接続する平屋一部二階建の桟瓦葺。全体に矩折れの平面で1階は仏間の北東に控えの間を配し、二階は1室の寝室。持仏の鑑賞室となる仏間は17畳半の畳敷で、天井中央に長尺板を張る。側廻りに大判ガラスの引戸を多用した洗練されたつくりの仏間棟。