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東京都・三鷹市

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))星学手簡東京都三鷹市大沢2-21-1

星学手簡

江戸時代後期に寛政の改暦をなしとげ、我が国の天文暦学を大きく発展させた高橋至時(1764~1804)、間重富(1756~1816)をはじめとする麻田派の天文暦学者間で交わされた書状を中心に集成した書物である。編者は至時の次男渋川景佑と推定され、同家に伝来した。書状の内容は、天体観測の様子や天文暦学研究の実態、観測・測量機器の改良、寛政の改暦や伊能忠敬の全国測量の実情等を伝える。当時の天文暦学の水準を知る上で欠かせない史料であり、江戸時代後期の天文暦学史、測量技術史上に価値が高い。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館東京都三鷹市大沢三丁目1500-1

国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館

国際基督教大学の校地内中央西寄りに建つ、講堂兼学生会館。設計はヴォーリズ建築事務所。北にオーディトリアムを有し、中央に広い中庭を設けた正方形平面で、広いガラス面、水平感の強調、初期のアルミサッシュなど戦後モダニズム建築の特徴を備えた秀作。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国立天文台表門東京都三鷹市大沢2-1007-1

国立天文台表門

敷地東面に開く。中央門と左右脇門の四本の門柱からなる。門柱は鉄管を芯としたコンクリート造の表面に角石を乱れ張りとし、隅部は几帳面を取り、柱頭と足下の石にはフルーティングを施す。中央門柱の上には照明器具を据える。国立天文台の玄関口を飾る門。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))国立天文台門衛所東京都三鷹市大沢2-1007-1

国立天文台門衛所

正門北に建つ。木造平屋建切妻造平入で、正面に切妻屋根の玄関を付し、玄関上部や妻面にハーフティンバー風の意匠を見せ、外壁を下見板張とするなど洋風意匠とする。内部は中央を壁で仕切り、それぞれ六畳と四畳半の和室と便所を持つ左右対称の平面であった。