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東京都・東大和市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉岡家住宅中門東京都東大和市清水三丁目779-4

旧吉岡家住宅中門

主屋西側の坪庭と前庭を限る庭塀に開く間口一・八メートルの腕木門。屋根は若干起りのある切妻造、鉄板葺で、棟は瓦葺。もとは現在の長屋門の位置に建っており、長屋門建設時に現在地に移設された。坪庭と一体となって敷地内景観を構成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉岡家住宅長屋門東京都東大和市清水三丁目779-5

旧吉岡家住宅長屋門

主屋南東に街路に面して建つ。木造平屋建、寄棟造桟瓦葺、軒をせがい造とする。中央間を門口とし、北側に潜戸を開く。外壁は真壁漆喰塗で正面の腰壁を板張りとする。昭和三七年に他所の長屋門の部材を用いて現在地に建築したもので、屋敷構えに風格を添える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉岡家住宅蔵東京都東大和市清水三丁目779-4

旧吉岡家住宅蔵

主屋の南西に東面して建つ。桁行七・三メートル、梁間四・五メートルの切妻造鉄板葺、木造二階建。屋根は置屋根、外壁はモルタル洗い出しで石造風に仕上げる。出入口と窓の開口部には観音開きの防火戸が納まり、伝統的要素を備えた落ち着いた外観を構成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧吉岡家住宅主屋兼アトリエ東京都東大和市清水三丁目779-1他

旧吉岡家住宅主屋兼アトリエ

四間取の平面形式をもとに、昭和に増改築が施された大型農家。木造平屋一部二階建、切妻造桟瓦葺。大黒柱や差鴨居に大材を用い豪壮な造りを見せる一方、座敷欄間の組子は緻密な意匠で仕上げる。土間部は当初の架構を活かしつつアトリエとして改修された。