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東京都・東久留米市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村野家住宅中雀門東京都東久留米市柳窪4-283

村野家住宅中雀門

主屋と新蔵の間に板塀を設け、前庭と奥庭を画する。その中央に建つ一間の腕木門で、切妻造銅板葺。一・五メートルの間口に両開板戸を吊る。総欅造で、楣上に格子の欄間を入れ、一軒疎垂木。塀は下見板張で上部に漆喰壁を設ける。華奢で上品な意匠になる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村野家住宅薬医門東京都東久留米市柳窪4-283

村野家住宅薬医門

主屋の南東に位置する。一間薬医門、切妻造銅板葺。間口二・六メートルと比較的規模が大きい。両側に板塀を付設し、東側に潜戸を設ける。本柱上、冠木で固め、男梁とその上部に梁を架け、笈形付大瓶束で棟を支持。二軒疎垂木。総欅造で、本格的なつくりになる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村野家住宅新蔵東京都東久留米市柳窪4-283

村野家住宅新蔵

主屋の西南、穀蔵の北側に建つ二階建土蔵。東西棟の切妻造妻入桟瓦葺、桁行七・三メートル梁間四・五メートル。東正面に蔵前を設け、その北側に茶室を配す。正面二階窓に掛子塗の両開扉を吊り、蔵前に下地窓を穿つ。木立のなか、穀蔵とともに清澄な趣を醸し出す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村野家住宅穀蔵東京都東久留米市柳窪4-283

村野家住宅穀蔵

主屋の南西に位置する二階建土蔵。東西棟の置屋根で、切妻造妻入鉄板葺、桁行七・三メートル梁間四・六メートル。外壁は腰に四段の切石を張り、上部を漆喰仕上げとし、東面の開口にはに掛子塗の両開扉を吊る。内壁は板張。大谷石と白漆喰が清楚な外観をなす。