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東京都・羽村市

国指定文化財(重要有形民俗文化財)羽村の民家(旧下田家)とその生活用具羽村市羽741番地

羽村の民家(旧下田家)とその生活用具

 羽村は、武蔵野台地の西端、多摩川の河岸段丘上に位置する集落である。
 民家は、下田家本家の母屋として、江戸期の弘化4年(1847)に創建されたもので、昭和54年に旧羽村町に寄贈された。桁行13.50m、梁間7.27mの入母屋造、茅葺で、典型的な広間型の平面形式をとっている。
 生活用具は、民家とともに一括寄贈されたもので、衣食住の用具から生産関係用具、信仰・儀礼関係用具まで多岐にわたる。
 この地方の農家の生活様式や生業形態をよくうかがうことができるものである。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))宮川家住宅納屋東京都羽村市羽加美4-6-23

宮川家住宅納屋

主屋の西南方,多摩川縁の神社参道寄りに建つ。主屋とは棟を直交させた南北棟,入母屋造,もと茅葺の建家で,桁行4間,梁間2間の規模を有する。玉石建,縦板張の簡素な納屋であるが,もとは隠居所と伝え,屋敷構の主要な構成要素であったことを物語る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))宮川家住宅主屋東京都羽村市羽加美4-6-23

宮川家住宅主屋

JR青梅線羽村駅の北西方,多摩川左岸の段丘に位置する阿蘇神社社殿地の南下方に南面して建つ。神社宮司の家柄の住居で,桁行7間半,梁間3間規模,入母屋造,もと茅葺,平入,平面は六間取とし,養蚕に伴う煙出しを載せる。市内現存最古の民家とされる。