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東京都・あきる野市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))森田家住宅板塀東京都あきる野市小川字小仲633-1
門西端から敷地南辺を折曲がりに西へのびる塀で、高さ約二・三メートル、延長一九メートルを測る。玉石積の基礎上に土台を伏せ、柱上部の腕木で軒桁を受け、屋根は鉄板葺とする。壁は竪板張目板打で黒色塗装する。正面の門や見世蔵とともに屋敷構えを整える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))森田家住宅門東京都あきる野市小川字小仲633-1
主屋正面に構える門で、見世蔵の西壁に接続し、西側には板塀をのばす。一間薬医門、切妻造銅板葺で、左右に袖塀を設け、東側に潜戸を開く。本柱や冠木、梁などにケヤキの良材を用いた間口の広い表門で、見世蔵や板塀とともに風格ある表構えを構成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))森田家住宅御看経堂東京都あきる野市小川字小仲633-1
西蔵の後方に建つ持仏堂。土蔵造平屋建、宝形造、向拝付で、屋根は置屋根式の銅板葺として頂部に宝珠を戴く。外壁は上部漆喰塗で、腰を研出し仕上げとする。内部は手前が三畳の拝所で、後方を仏壇構えとして虹梁をかける。旧家に残る御看経堂として価値がある。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))森田家住宅旧米蔵東京都あきる野市小川字小仲633-4
主屋の西側に南北棟で建つ。桁行一四・六メートル梁間七・三メートル、土蔵造二階建、切妻造、置屋根式の桟瓦葺である。外壁は中塗仕上げで、二階の格子付窓に、土戸片引きとする。内部は南北二室に区分され、小屋は登り梁形式である。大型の米蔵。