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東京都・西東京市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))下田家住宅文庫蔵東京都西東京市田無町二丁目627
主屋背面の北端に接続して建つ。土蔵造二階建、切妻造桟瓦葺妻入で、南面に扉口を設ける。外壁は石造風のモルタル洗出し仕上、内部は上下階とも板敷で、二階中央部に荷揚げ用の開口を設ける。小屋組は登梁とする。上層農家の伝統的な屋敷構えを構成している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))下田家住宅主屋東京都西東京市田無町二丁目627
西武田無駅近傍にある旧田無村の名主宅。主屋は敷地後方に東面して建つ。入母屋造銅板葺で、南に土間、北に前後二列三室を配し、前列中央室の前に入母屋造の式台を突出し、後列上手に座敷を設ける。市街化が著しい東京近郊の農村景観を伝える希少な民家建築。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))髙橋家住宅表門東京都西東京市下保谷三丁目862
主屋の南方に建つ。一間薬医門で、切妻造銅板葺の屋根を架け、左右両脇に袖塀を付ける。間口二・七メートルと広く、両開板扉をたてこむ。比較的規模が大きく、表構えの軸部は木太く堂々たる外観をみせ、屋敷地に風格を添えている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))髙橋家住宅納屋東京都西東京市下保谷三丁目862
主屋の北東に建つ。桁行四間半、梁間三間、木造二階建で、西面に吹放ちの下屋を設ける。もと平屋建の馬屋で、戦前までに二階が増築されたが、柱、梁など軸組は旧態をよく留めている。農家の屋敷構えや構成を知るうえで欠かせない要素の一つ。