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神奈川県・横浜市鶴見区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))總持寺虎嘯窟渡廊下神奈川県横浜市鶴見区鶴見二丁目1878-3

總持寺虎嘯窟渡廊下

放光堂と虎嘯窟を矩折に繋ぐ渡廊下。切妻造桟瓦葺、組物舟肘木、真壁造格子窓腰板張とする。虎嘯窟側に玄関を屋根葺下ろしで設け、放光堂寄り二間を二重虹梁蟇股として屋根を切上げ、床組み太鼓橋状にして床下を通路とする。貫首が使用した造りの良い渡廊下。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))總持寺仮真殿神奈川県横浜市鶴見区鶴見二丁目2119

總持寺仮真殿

能登から鶴見への本山移転に際し真牌を祀った開山堂で現在は位牌堂。入母屋造平入桟瓦葺、正面側に切妻造相の間を設け、擬宝珠高欄付階段とその両側の廊下で信徒位牌堂と繋がる独特な構成。内部は一室で格天井と位牌壇を備え、背面で納骨堂の常照殿と繋がる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))總持寺放光観音台座神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1

總持寺放光観音台座

伽藍の南西方にある高7尺の花崗岩製台座。基底部は方形平面で,隅に変化をもたせ,その中心に六角形平面で内転びの台座本体を載せる。下部は刳型が繋がり,中央部の各面には梵字を飾り,頂部隅には花弁型装飾をつけるなど,細部まで行き届いた造形になる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))總持寺三宝殿神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1

總持寺三宝殿

低い基壇上に建つ入母屋造,桟瓦葺,妻入の建物で,伽藍の南方にある。12畳大の前室と,最奥に祭神を祀る24畳大の部屋からなる。この3方には縁を廻し,前面には円柱をたて,吹放しで舟底天井とした空間と1間の向拝を設ける。独特な構成になる社殿建築。