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神奈川県・横浜市青葉区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))関戸家住宅穀蔵神奈川県横浜市青葉区美しが丘西2-40-8

関戸家住宅穀蔵

主屋東端のもと馬屋の東南前方に位置し,主屋とは棟をやや振って建つ。桁行4間,梁行2間規模の2階建土蔵で,西妻面に土庇を付けて蔵前を設け,切妻造,桟瓦葺の置屋根を載せる。丁寧な造りの穀蔵で,現在は文庫蔵と同様に腰を石造風に仕上げる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))関戸家住宅文庫蔵神奈川県横浜市青葉区美しが丘西2-40-15

関戸家住宅文庫蔵

主屋の西方に位置する。桁行3間,梁行2間規模の2階建土蔵で,東西棟,切妻造の置屋根を載せる。外装は,開口部回りを除いて,現在は目地を切って石造風に見せる。東妻面に蔵前を設け,主屋寄りに隠居所と伝える床付8畳間を備えている点に特徴がある。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))関戸家住宅主屋神奈川県横浜市青葉区美しが丘西2-40-8

関戸家住宅主屋

横浜・川崎の市境近くに位置する旧保木村の名家の住宅で,桁行14間と横浜市内では最大級規模の民家。寄棟造,もと茅葺で,内部は東側に土間を置いた六間取形式で,土間に接して馬屋を内部に取りこむ。横浜郊外における農村の原風景を伝えることで貴重。