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神奈川県・川崎市川崎区

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))北條鉄工材料置場神奈川県川崎市川崎区鋼管通四丁目34

北條鉄工材料置場

事務所の北に位置する材料保管所。鉄骨造平屋建切妻造大波セメントスレート葺。ビルトH形鋼と高力ボルト接合がつくり出す大空間を波板鉄板で囲い、吹放しの西妻面から天井走行クレーンの桁を張り出す独特の外観。事業の発展と工場建築の技術的変遷を物語る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))北條鉄工クレーンヤード神奈川県川崎市川崎区鋼管通四丁目35-3他

北條鉄工クレーンヤード

道路に面し、事務所及び工場群に囲まれた、重量鉄骨の製作組立などを行う工場。山形鋼をリベット接合した箱形ラチス梁及び柱を組合せ大空間をつくり、東・南面を波板鉄板張、内部に天井走行クレーンを三列収容する。工場景観の要をなす地域のランドマーク。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))北條鉄工旧シャーリング・製缶及びロール工場神奈川県川崎市川崎区鋼管通四丁目35-3他

北條鉄工旧シャーリング・製缶及びロール工場

敷地東面に建つ鉄骨造の作業棟。切妻造セメントスレート葺東西棟の北に南北棟を接続。外壁波板鉄板張。かつて南半西が鉄板を切断するシャーリング工場、東が溶接を行う製缶工場、北半が曲げ加工をするロール工場とした。巨大な両開扉を吊る大規模工場。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))北條鉄工原寸工場神奈川県川崎市川崎区鋼管通四丁目35-1他

北條鉄工原寸工場

事務所奥に接続し、鉄骨の溶接及び原寸図を作成した作業棟。桁行三五メートルの鉄骨造三階建で、一階は吹放ちの溶接工場、二・三階は四周に水平窓を廻らし、採光に優れた無柱空間で、チョークなどで描く原寸図用の床が残り、昭和期の鉄骨製図を今に伝える。