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神奈川県・相模原市緑区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧笹野家住宅長屋門神奈川県相模原市緑区上九沢字寺上76
敷地西辺、主屋のやや斜め前方に構える。間口六間半の長屋門で、軒をせがいに造り、入母屋造鉄板葺である。中央間を門口としてケヤキの板戸を吊り、南側に潜戸を開く。左右の室は正面を簓子下見板張とし、内部は土間床である。旧家の屋敷景観に寄与する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧笹野家住宅主屋神奈川県相模原市緑区上九沢字寺上76
敷地中央に西面して建つ寄棟造で、せがい造の軒と縁を廻らせる。床上部は六間取系で表列上手の室に座敷飾を備え、中央のナカノマ前面はもと式台を構えた。奥列は土間に居室を広く張出し、小屋には簀子張の養蚕の設えを残す。規模形式とも充実した近世民家建築。
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)川尻石器時代遺跡相模原市
相模川ニ臨ム臺地ノ一端小字谷ヶ原及小字久保沢ノ地域内ニアル石器時代ノ住居阯群ナリ地域内石敷ノ埋没ヲ認メラルヽトコロ三十二箇所アリ今日迄発掘セラレタルハ五箇所ナリソノ中三ヶ所ハ最近ノ試掘ニ係リ一ハ字谷ヶ原七百八十三番ノ地域ニアリ東西約十尺南北約十七尺徑一尺及至五寸大ノ川原石ヲ敷キ中央ニ爐ヲ設ケ敷石ノ缺失セル部分アリテ原形ヲ確ムルコト能ハザルモ畧楕円形ヲ呈セリ二ハ七百八十七番ノ地域ニアリ敷石ノ移動缺失甚ダシク形状分明ナラズ三ハ同七百八十九番ノ地域ニアリ東西約九尺南北約二十一尺同ジク一尺乃至五寸大ノ石ヲ敷キ詰メ南端ニ近ク二個ノ爐ヲ設ケモトコノ地域ノ北方隣接地七百八十八番ノ地域ニ石敷ヲ存セシモ既ニ取リ除カレテ今其ノ接續状態ヲ明カニスルコト能ハズ全体ノ地域ニ亘リ多数ノ石器土器ヲ出セリ
国指定文化財(史跡名勝天然記念物)寸沢嵐石器時代遺跡相模原市
洪積層丘陵ノ末端俗ニ「トネクボ」ト称スル地ニアル石器時代ノ住居阯ニシテ略々半円形ニ敷レタル列石ノ中央ニ爐阯アリ爐阯ヨリ東ニ面シテ他ノ敷石ヨリ低ク幅約二尺長サ約五尺ニ石ヲ敷キ半円外ニ出タリ被土採掘ノ際石器土器ヲ出セリ