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神奈川県・藤沢市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))齋藤家住宅長屋門神奈川県藤沢市本鵠沼五丁目3284-1
街路に面して建つ。桁行七間半梁間二間、中央二間に門口、両脇に部屋を配し、部屋前方に下屋を付す。屋根は寄棟造茅葺(鉄板仮葺)で軒を出桁造とし疎垂木を配る。門口回りは欅材を用い、本柱を立て冠木で繋ぎ、板戸両開きを吊る。屋敷の表構えを構成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))齋藤家住宅石蔵神奈川県藤沢市本鵠沼五丁目3284-1
主屋の背面に南面して建つ二階建の石蔵。桁行三間半、梁間二間半の規模で、木造軸組の外面に大谷石を積み、要所を柱から鎹で引付ける。屋根は切妻造波形鉄板葺とし、二階の東妻壁に窓を設ける。当地において大谷石積を化粧で現した石蔵の遺例として貴重。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))齋藤家住宅主屋神奈川県藤沢市本鵠沼五丁目3284-1
代々鵠沼の名主を務めた旧家の主屋。敷地中央に西面して建つ。桁行九間梁間四間半、整形六間取の大型民家で一部に中二階を設ける。入母屋造茅葺(鉄板仮葺)で軒は出桁造。二重梁の上に扠首組を架ける小屋組は、県下幕末期の大型上層民家の特徴を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))龍口寺手水舎神奈川県藤沢市片瀬三丁目2822
参道東側、妙見堂の向いに南北棟で建つ。桁行一間梁間一間、起り付きの切妻造桟瓦葺。禅宗様を基調とし組物は出組詰組。内転びの四本の角柱や頭貫に地紋彫を施し、木鼻に波に亀、妻飾に丸彫で雲龍の彫刻を飾る等、幕末らしい技巧性が随所にみられる手水舎。