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神奈川県・厚木市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小島家住宅門神奈川県厚木市飯山字栗原4496-1
敷地南面中央から奥寄りの斜路上に構える表門。一間薬医門、切妻造桟瓦葺で、東西に袖塀を設け、東袖塀に潜戸を開く。本柱と控柱の桁に三筋の梁を架けて桁を受け、一軒疎垂木とする。いずれもケヤキの良材を用いており、立地とともに屋敷構えを引立てる。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小島家住宅蔵神奈川県厚木市飯山字栗原4496-1
主屋北西側に東西棟で建つ。桁行一〇メートル梁間三・六メートル、土蔵造、置屋根式の桟瓦葺である。外壁漆喰塗で鉢巻を廻らし、腰を黒漆喰で引締める。内部は東の文庫蔵、西の穀蔵に二分され、各々南面に戸口を設けて土塗の引戸を吊り、両妻に窓を穿つ。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))小島家住宅主屋神奈川県厚木市飯山字栗原4496-1
厚木市北郊の段丘上の敷地に南面し、屋根は正側面とも切上げて兜造とする。東寄りを土間とし、居室は食違い四間取で土間寄付のザシキは広い一五畳である。成の高い差物で軸部を堅牢に固め、西側の二室は造作にクロガキを多用するなど上質な普請の養蚕民家。