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新潟県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))温泉御宿龍言本館(旧松崎家住宅主屋)新潟県南魚沼市坂戸字道端1-6

近隣集落から移築した民家で、切妻造平入の前後に切妻屋根の中門を突出する。前中門の玄関脇に天井の高い広間を設け、その奥に相の間を挟んで座敷二室を前後に並べている。宿泊施設に転用されているが、内外とも当地の上層農家の形式をよく留めている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))武田家住宅土蔵新潟県柏崎市大字女谷字十二 3265-1

敷地前方の片隅に北面して建つ。寄棟造茅葺平入で、土蔵造の本体の周囲に下見板張のサヤを広めに廻して本体東側に一室を設け、一体で屋根をかけ渡す独特の形式とする。田畑に囲まれた敷地の正面にあって、屋敷林とともに伝統的な農村景観を演出している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))武田家住宅主屋新潟県柏崎市大字女谷字十二 3265-1

柏崎市郊外の山村集落にある農家で、主屋は敷地の中央奥寄りに東面して建つ。寄棟造茅葺平入で、土間沿いに広間を取って奥に整形四間の居室を配し、土間・広間境の前に玄関、居室の裏に中門を突出する。当地方の近世民家の形式をよく示している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中原家住宅煉瓦塀新潟県新潟市西区赤塚字屋敷添4386他

敷地の南側面の隣地境を区切る塀で、明治四二年の大火後、敷地を南側に広げた際に建てたと伝わる。両端に三尺角の煉瓦柱を建て、柱間を10連アーチの重厚な壁体でつなぐ。イギリス積の丁寧なつくりで、防火とともに庭の添景の役割も果たしている。