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新潟県・新潟市西区
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中原家住宅煉瓦塀新潟県新潟市西区赤塚字屋敷添4386他
敷地の南側面の隣地境を区切る塀で、明治四二年の大火後、敷地を南側に広げた際に建てたと伝わる。両端に三尺角の煉瓦柱を建て、柱間を10連アーチの重厚な壁体でつなぐ。イギリス積の丁寧なつくりで、防火とともに庭の添景の役割も果たしている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中原家住宅裏門及び塀新潟県新潟市西区赤塚字屋敷添4386他
敷地北面の西端に開く門と北面全体を区切る総長六三メートルの塀。裏門は控柱付の腕木門で、屋根は切妻造。塀は壁を真壁造の漆喰仕上、腰下見板張とするが、裏門の周辺では板張とする。庄屋の屋敷後方の景観を整えている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中原家住宅表門及び塀新潟県新潟市西区赤塚字屋敷添4386他
敷地正面の中央北寄りに開く門とその左右に延びる塀で、明治天皇巡幸60周年で整備された。表門は腕木門形式で、切妻造屋根をかける。塀は切石積基壇に建ち、壁は真壁造の漆喰仕上で、腰を簓子下見板張とする。旧宿場町の品格ある街路景観を演出している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中原家住宅離れ新潟県新潟市西区赤塚字屋敷添4386他
主屋の南西に渡廊下で接続して東面して建つ。入母屋造桟瓦葺で四周に下屋を設けて内縁を廻らし、正側面を全面ガラス戸として開放的につくる。内部は座敷飾を備える八畳と六畳、二畳の小部屋の三室からなる。近代における大庄屋の屋敷構えの発展を示している。