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新潟県・小千谷市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))習静菴(旧三星屋)土蔵新潟県小千谷市大字時水字中ノ沢1410-1
市内千谷川の星野家にあった土蔵。切妻造平入の二階建の土蔵で、壁は鉢巻まで漆喰仕上、腰板張とし、妻面に窓を設ける。各階板敷だが、当初は一階を土間とした。中央に太い柱を立てて牛梁を支え、登梁形式とする。全体に材が太く、積雪に備えた雪国の土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))習静菴茶室新潟県小千谷市大字時水字中ノ沢1410-1
市内旧家にあった茶室で、切妻造銅板葺、平三畳向切茶室と四畳半待合を壁を挟んで並べ、廊下と躙り口側の土庇で繋ぐ。茶室は竹棹縁天井、手前座蒲天井、赤松の落とし掛け、櫟の中柱等とする。土庇と土間飛石は雁木を思わせる構成で、雪国の茶室に相応しい。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧西脇家住宅離座敷新潟県小千谷市本町二丁目96-1他
主屋の北側に渡廊下を介して建つ。東西棟の木造二階建、入母屋造銅板葺で、上下階共に上段と次の間を東西に並べ、西・南面に畳廊下を廻して庭への眺望を得、二階は北西に茶室を設ける。曾禰達蔵らの設計による、良材をふんだんに用いた意匠優秀な離座敷。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧西脇家住宅主屋新潟県小千谷市本町二丁目96-1他
小千谷市街地に建つ豪商の住宅。通りに南面して建ち、木造平屋建、切妻造妻入金属板葺で、外壁は漆喰塗の大壁で腰を下見板張とする。内部は東側を通り土間とし、床上部は東西二列に室を並べ、表に茶の間と仏間、奥に座敷等を配する。商人町の繁栄を伝える。