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新潟県・五泉市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))慈光寺虚空蔵堂新潟県五泉市別所字上1318

慈光寺虚空蔵堂

慈光寺境内から約5キロメートル北西の飛地境内に東面して建つ。正面5間奥行6間、宝形造銅板葺。後半部を畳敷の内陣として正側面3方に縁を廻し、前半部を土間の外陣として木階を設ける。外陣入隅柱間に3間分の梁を架けるなど、特異な内部構成を持つ。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))慈光寺経蔵新潟県五泉市蛭野870

慈光寺経蔵

伽藍の南西側に北面して建ち、土蔵造、桁行5.8メートル梁間6.0メートル、切妻造桟瓦葺で、正面に下屋を付ける。内部に八角輪蔵を納め、背面の張出しに宮殿を祀る。外壁は上部を横板張、腰を下見板張とする。境内の入口脇にあって、古刹の風情を醸す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))慈光寺回廊新潟県五泉市蛭野870

慈光寺回廊

山門両側面後間から、南側の東司と北側の禅堂に延びる回廊。桁行総延長27.8メートル梁間1.8メートル、両下造桟瓦葺。正面側は漆喰壁で花頭窓を穿ち、腰に下見板を張る。背面側は内法を吹放つ。境内を結界するとともに、伽藍正面の景観を特徴づけている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))慈光寺山門新潟県五泉市蛭野870

慈光寺山門

伽藍の西正面中央に建ち、南北に回廊が取付く。3間1戸八脚門、切妻造桟瓦葺で正面左右に四天王像を祀る。軸部は禅宗様を基調とし、組物は三斗で中備蟇股、妻飾は二重虹梁蟇股とする。木部は赤色塗で、素木造を基本とする境内において印象を異にしている。