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新潟県・阿賀野市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))環翠楼中広間新潟県阿賀野市村杉字薬師平4520

環翠楼中広間

南北棟で平屋建寄棟造桟瓦葺。本館から続く廊下からホールに出、北に向かって下座敷、上座敷が続く。西脇は脇座敷である。北・東に広縁を廻し、額入障子を建てる。小壁のせいが高く、貫を二段廻らし開放感のある空間をつくる。敷地北寄りの景観を形成する。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))環翠楼臨泉閣新潟県阿賀野市村杉字薬師平4520

環翠楼臨泉閣

新潟平野の山間部にある村杉温泉に所在。敷地中央の高台に位置し、石階でアプローチする。二階建入母屋造桟瓦葺で一、二階とも八畳座敷二室からなり四周に縁を廻らす。床構えは床脇を地袋天袋とした端正な構え。三方にガラス戸を建て庭を望む近代和風の好例。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))五十嵐家住宅門新潟県阿賀野市金屋字川端342-1

五十嵐家住宅門

主屋の南方に位置する。間口二・六メートルの一間一戸薬医門で、切妻造桟瓦葺。本柱の頭貫上に冠木を渡し、梁を三丁架けて桁を受け、梁上の束で棟木を受ける。天井は竿縁天井で、妻壁は漆喰塗とする。豪農の住宅の風格ある表構えを示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧五十嵐家住宅主屋新潟県阿賀野市金屋字川端340-5他

旧五十嵐家住宅主屋

阿賀野市街東方の田園地帯に位置する元地主の主屋。敷地東寄りに南面して建ち、南北棟の正面に式台玄関を設け、背後の東西棟に続き、その東端から北に南北棟が突出する。内部に豪壮なつくりの茶の間や上質の材を用いた座敷を備え、内外共に優秀な意匠となる。