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新潟県・南魚沼市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))温泉御宿龍言本館(旧松崎家住宅主屋)新潟県南魚沼市坂戸字道端1-6

温泉御宿龍言本館(旧松崎家住宅主屋)

近隣集落から移築した民家で、切妻造平入の前後に切妻屋根の中門を突出する。前中門の玄関脇に天井の高い広間を設け、その奥に相の間を挟んで座敷二室を前後に並べている。宿泊施設に転用されているが、内外とも当地の上層農家の形式をよく留めている。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))鎌倉沢川第九号堰堤新潟県南魚沼市大字吉里

鎌倉沢川第九号堰堤

第八号堰堤より約一九〇メートル上流に位置する。堤長一三メートル、堤高三・〇メートルの練積堰堤で、表面を安山岩の谷積みで築く。昭和前期に鎌倉沢川に築かれた一連の堰堤の最上流部に築かれる。水通し幅を広くとり、露岩狭窄部の地形形状を躯体に示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))鎌倉沢川第八号堰堤新潟県南魚沼市大字吉里

鎌倉沢川第八号堰堤

第六号堰堤より約四〇メートル上流に位置する。堤長三三メートル、堤高三・九メートルで、下流法勾配を二分とし、天端幅を厚くつくる。昭和前期の鎌倉沢川砂防施設の中で最も良好な状態で残り、渓床安定化により回復した周囲の緑と調和した姿を示す。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))鎌倉沢川第六号堰堤新潟県南魚沼市大字吉里

鎌倉沢川第六号堰堤

第五号堰堤より約四〇メートル上流に位置する。堤長二九メートル、堤高三・〇メートルの練積堰堤。渓流全域に堰堤・床止を配置する砂防工事としては我が国初期のもので、直線的な流路に堤高を抑えた堰堤が階段状に連なる歴史的景観を創りだしている。