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新潟県・胎内市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))淡島神社拝殿新潟県胎内市新栄町3601-2
宿場として栄えた旧中条町に位置する。桁行三間、梁間二間、入母屋造桟瓦葺、平入で、正面に一間向拝を付す。向拝の虹梁形頭貫は渦紋を波形とし、龍の彫刻を載せ、木鼻に獏を付すなど、向拝回りに意匠を凝らす。旧宿場町の神社拝殿として景観に寄与している。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))ときや土蔵新潟県胎内市西栄町1121-5
土蔵造平屋建で切妻造桟瓦葺の置屋根を載せる。鉢巻まで漆喰で塗込め、腰を海鼠壁とする。戸前を四段掛子塗の開き戸とし、白と黒の漆喰で塗分けた窓庇を鶴の鏝絵付持送で受ける等、開口回りに意匠を凝らす。内部は二階床を抜き一室とした。通りの景観を形成。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大輪寺総門新潟県胎内市東本町2069-2
米沢街道に面した境内南辺中央に開く四脚門。山門、本堂と直線に並び、境内の中軸を成す。石積基壇上に建ち、本柱を円柱、控柱を角柱とする。切妻造、瓦棒銅板葺の屋根をかける。姿形は端整で、細部意匠にも優れており、境内の正面を飾るに相応しい門である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))大輪寺山門新潟県胎内市東本町2069-2
境内中軸の中央に建つ二階建鐘楼門。一間一戸門であるが、扉は持たず開放的に作る。下層は成の高い彫刻付きの頭貫を入れて広く開口を取る。上層は三間に割り、台輪を入れて尾垂木付二手先を組み、中備や支輪、頭貫に彫刻を施す。大工の高い技量がうかがえる。