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富山県・滑川市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫟原神社二の鳥居富山県滑川市神明町1177
一の鳥居を入って矩折れに進み、拝殿を望む方向に建つ石造鳥居。間口三・五メートル、高さ三・九メートルの規模で、貫の両端を柱の外に延ばさない中山鳥居である。均整のとれた鳥居で、滑川旧市街地の東端部にあって、拝殿前の境内景観を整える鳥居である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫟原神社一の鳥居富山県滑川市神明町1177
境内西寄りに置かれた石造明神鳥居。拝殿へは矩折れに続く。間口四・六メートル、高さ四・五メートルの規模で、内転びの柱に貫を通し、その中央には額束を建てる。柱頭には台輪を載せて笠木・島木を受けている。北陸街道沿いの歴史的景観をいまに伝える鳥居。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫟原神社拝殿富山県滑川市神明町1177
入母屋造正背面中央に、切妻造を突出させる構成で、屋根は桟瓦葺。入母屋造部分は前方を拝殿、後方を薬殿と称し、背面突出部は前方を幣殿、奥を祭文殿とする。祭文殿は床高を上げ、前面に木階三級を付す。独特の構成を取る拝所建築の好例である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫟原神社本殿富山県滑川市神明町1177
櫟原神社は滑川旧市街地の東端部に位置する。石垣を設けた高い位置に建つ切妻造平入の一間社で、屋根は銅板葺。正面に唐破風屋根の向拝を設け、三方に切目縁を廻らし高欄、脇障子を設ける。総欅造りで、井波の彫刻師の手になる脇障子などの彫刻も質が高い。