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石川県
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三浦家住宅土蔵石川県金沢市東山三丁目660他
主屋の西に東面する家財蔵。二階建切妻造平入置屋根形式の桟瓦葺で、東面下屋を戸前とする。基礎は赤戸室石の亀甲積、外壁は漆喰塗仕上に腰石張。内部は各階板床の一室とし、小屋組は棟木に太い垂木を架ける。浅野川沿いに面して歴史的な景観をつくる土蔵。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))三浦家住宅主屋石川県金沢市東山三丁目660他
東山に位置する金箔製造業者の自邸の主屋。一階応接室は洋室、二階座敷は数寄屋意匠とする和洋折衷住宅。増築した東棟は大屋兼太郎の設計で、一階座敷・仏間は長尺杉合板で天井を張り、水平を強調した欄間や建具を用いて快明な空間とする良質な近代数寄屋。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧第四高等中学校門衛所石川県金沢市広坂二丁目65-2
旧第四高等中学校本館の南西に位置する門衛所。平屋建切妻造桟瓦葺の東西棟で、東西に庇を付す。外壁は下見板張とし、上下窓を開け、東西妻面にガラリを設ける。内部は三室に仕切り、北西旧の詰所は出窓を付す。本館とともに歴史的な景観を形成する門衛所。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧石川家住宅門及び土塁石川県金沢市小立野二丁目459他
敷地の西面に建つ門及び土塁。門は前面道路から斜めに引込み、コンクリート造角柱を三本立て、北は正門で両開戸、南は脇門で片開戸を吊る。土塁はコンクリートで側面の土留と前面の低い土留をつくり、山形に土を盛る。昭和初期開発の住宅地の景観をつくる。