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石川県・小松市

国指定文化財(登録記念物)法師庭園石川県小松市

法師庭園

粟津温泉の名湯「法師」に造営された近代の庭園で、宿泊棟に囲まれた中に延命閣を挟んで南北の地割に複数の築山や池泉を設け、高木の樹叢の下に客室からの観賞や散策を楽しませる構成に擬木護岸や大型石造物などを備えていて、時代を特徴づける造形を伝える事例である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))高家住宅土蔵石川県小松市日用町寅71他

高家住宅土蔵

林業家の民家主屋の西に位置する土蔵。二階建切妻造平入の東西棟を、通路を挟み東西に並べ、西を米倉、東を漬物蔵とする。二棟一体で桟瓦葺屋根を架けた長大な土蔵で、南面に下屋を一連で付し、大きな蔵前とする。内部は各階とも板敷。旧家の屋敷構えを形成。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))高家住宅主屋石川県小松市日用町寅71他

高家住宅主屋

小松市南東の日用に所在する林業家の主屋。二階建切妻造妻入桟瓦葺で敷地中央に南面する。間取りは加賀地方妻入民家の典型で広大な広間と仏間を有し、各室の軸部や建具は漆塗仕上。土間や広間廻りの柱や梁に日用杉を多用し、地域の歴史を伝える豪壮な民家。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧米谷家住宅主屋石川県小松市花坂町蛇谷6-1

旧米谷家住宅主屋

海岸沿いの集落から移築した廻船問屋の主屋。木造平屋建、寄棟造茅葺平入、土間側を除く三方にこけら葺の下屋を付す。土間は石敷、床上は広間型で上手表に仏間、奥に納戸、表側に押入を配す閉鎖的な構え。典型的な加賀地方広間型民家の間取を示して貴重。