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福井県・鯖江市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))尾崎家住宅表門福井県鯖江市寺中町21字下出11
主屋の正面に西面して建つ。間口二・七メートルの一間薬医門で、屋根は切妻造、桟瓦葺。両脇に袖塀を付け南側に潜戸を開く。ケヤキ材を用い堅実な造りの表門であり、板扉には四葉金具を打ち、風格を備えた表構えで屋敷を構成する。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))尾崎家住宅主屋福井県鯖江市寺中町21字下出11
前広間型平面の近世民家で、広間には梁組を現すオウエを中心として両脇に突出部を付け、奥はもと二列六室で僧侶のための休息の間を備える。本座敷のみ長押を廻らし、他は差鴨居に付樋端と古式である。茅葺から瓦葺への変遷を示す痕跡を留めており貴重である。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))齋藤家住宅東門福井県鯖江市舟津町四丁目1421
敷地の東寄り、主屋玄関前と、主屋東庭とを隔てる門。小屋と向かい合って建つ。主屋座敷棟に賓客を迎えるために設けられた間口二・二メートルの門で、控柱を持つ腕木門の形式になる。主要材にケヤキを用い、扉には八双金物などの飾金物を多用して瀟洒に飾る。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))齋藤家住宅門柱福井県鯖江市舟津町四丁目1421
敷地の東側、旧北陸道に面して開く表門にあたる。間口二・八メートルで、笏谷石製の主柱と控柱を立てる。主柱は高さ三・一メートルと大型で、上部には段を作り出して装飾とする。県内に散見される笏谷石製門柱の中でもとりわけ大型で、旧家の格式を示す。