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福井県・南条郡南越前町

国指定文化財(重要伝統的建造物群保存地区)南越前町今庄宿福井県南条郡南越前町

南越前町今庄宿

南越前町今庄宿は福井県山間部の豪雪地に位置し、17世紀初めに北陸道の宿場町として成立し、明治以降も地域の中心として、また鉄道の町として発展した。街道沿いには江戸後期から昭和30年代にかけて建てられた、重厚感のある町家が建ち並ぶ。冬期に設置される雪囲いも特徴的で、越前地方の豪雪地に発展した旧北陸道の宿場町の姿を良く伝える伝統的建造物群保存地区。

国指定文化財(重要文化的景観)越前海岸の水仙畑 糠の文化的景観福井県南条郡南越前町

越前海岸の水仙畑 糠の文化的景観

平地が少なく,冬は海が荒れる福井県北部の越前海岸において,近代以降,斜面に自生する水仙を正月花(しょうがつばな)として栽培する中で形成された文化的景観。その最南部,南越前町糠(みなみえちぜんちょうぬか)地区では,直線的な断層崖(だんそうがい)に形成された水仙畑を特徴とする。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧北陸線湯尾トンネル福井県南条郡南越前町湯尾

旧北陸線湯尾トンネル

JR今庄駅より約一・六キロメートル北方に位置する。緩やかに湾曲する延長三六八メートルの煉瓦造隧道で、坑門は南北とも江戸切り仕上げの安山岩の切石積みとする。北側坑門は、左右にパラペットを長く張出し、四本の壁柱を付けた堂々とした構え。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧北陸線山中ロックシェッド福井県南条郡南越前町山中

旧北陸線山中ロックシェッド

山中トンネルより約一キロメートル北東に位置する、延長六五メートルのプレストレストコンクリート造落石覆工。川側に力学的特性を反映した柱を連続させ、柱上の桁と山側擁壁頂部に板状のスラブを渡す。我が国最初期のプレストレストコンクリート造構造物。