文化遺産オンライン

カテゴリで見る

山梨県

国指定文化財(登録記念物)徳島堰山梨県南アルプス市・韮崎市

徳島堰

釜無川右岸に水を供給するために作られた灌漑用水路。寛文5年(1665)に江戸の商人徳島兵左衛門俊正が工事に着手したものの水害により工事を断念し、その後、甲府藩が寛文10年(1670)に完成させた。用水路はいくつもの沢や川を横断したもので、延長は約17kmである。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅長屋門山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅長屋門

医家の敷地南辺に開く長屋門。入母屋造平入桟瓦葺で、東寄りに門口を開け北に突出部を延ばし、全体にT字形平面となる。門口の東は一室で元は車夫の居室、西は三室とし、診療所として用いた。鏡板をケヤキの一枚板とする扉を吊り、風格ある表構えを造る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅米蔵及び道具蔵山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅米蔵及び道具蔵

医家の奥座敷北に位置する土蔵。切妻造平入桟瓦葺の東西棟で、南面一杯に下屋を付す。外壁は土蔵造漆喰塗仕上、腰を鼠漆喰仕上とし、北面に窓を並べる。一階は二室の板敷で、西は米蔵で吹抜とし、東は道具蔵で二階を設ける。屋敷の北方を構成する実用的な蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅東文庫蔵山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅東文庫蔵

医家の奥座敷北に接続する家財蔵。煉瓦積布基礎に建つ二階建切妻造桟瓦葺の東西棟で、南面の戸前は板敷とする。外壁は土蔵造漆喰仕上で腰を鼠漆喰仕上とする。内部は各階一室の板敷で南東に階段を設ける。敷地内で最も古い建物で屋敷の歴史的景観を伝える。