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山梨県・甲府市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅長屋門山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅長屋門

医家の敷地南辺に開く長屋門。入母屋造平入桟瓦葺で、東寄りに門口を開け北に突出部を延ばし、全体にT字形平面となる。門口の東は一室で元は車夫の居室、西は三室とし、診療所として用いた。鏡板をケヤキの一枚板とする扉を吊り、風格ある表構えを造る。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅米蔵及び道具蔵山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅米蔵及び道具蔵

医家の奥座敷北に位置する土蔵。切妻造平入桟瓦葺の東西棟で、南面一杯に下屋を付す。外壁は土蔵造漆喰塗仕上、腰を鼠漆喰仕上とし、北面に窓を並べる。一階は二室の板敷で、西は米蔵で吹抜とし、東は道具蔵で二階を設ける。屋敷の北方を構成する実用的な蔵。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅東文庫蔵山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅東文庫蔵

医家の奥座敷北に接続する家財蔵。煉瓦積布基礎に建つ二階建切妻造桟瓦葺の東西棟で、南面の戸前は板敷とする。外壁は土蔵造漆喰仕上で腰を鼠漆喰仕上とする。内部は各階一室の板敷で南東に階段を設ける。敷地内で最も古い建物で屋敷の歴史的景観を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))櫻林家住宅西文庫蔵山梨県甲府市宮原町1299

櫻林家住宅西文庫蔵

医家の奥座敷西に接続する家財蔵。二階建寄棟造桟瓦葺、東面の戸前は板敷で竿縁天井を張る。外壁は土蔵造モルタル塗仕上で水切三段を付し、腰を人造石研ぎ出しとする。内部は各階一室の板敷で小屋組キングポスト・トラス。屋敷の西方を構成する重厚な土蔵。