カテゴリで見る
山梨県・都留市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))村松新聞店(旧都留市役所分庁舎)山梨県都留市中央三丁目239
旧谷村町中心部の国道沿いに建つ。大正八年建築、昭和三年分庁舎として転用された。木造二階建、寄棟造鉄板瓦棒葺。外壁はモルタル塗で石造に見せるため目地を施し、正面に煉瓦タイルを貼り簡潔にまとめる。洋風意匠を意欲的に取り入れた近代和風建築の好例。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))富士急行線谷村町駅本屋及びプラットホーム上屋山梨県都留市上谷一丁目293-1
富士急行線の駅舎。木造平屋建、外壁は白色モルタル仕上げ、腰板壁を廻らす。東面中央に棟を直交する切妻屋根を架け入口を開く。北側には職員住宅が備わる。西側にはプラットホームの谷型屋根が接続し、明治の刻印のあるレールが柱に転用されている。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧明治医院山梨県都留市古川渡567
都留市小形山出身の輻形盛平氏が医院開業のため現在地に移築したと伝える。古典主義建築の骨格をとり,隅柱もイオニア風のジャイアントオーダーを模すが,プロポーションはミニュチア的で愛らしい小品となっている。軒下などの装飾細工にも見所がある。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))駒橋発電所落合水路橋山梨県都留市古川渡字落合
東京電灯(現東京電力)駒橋発電所関連の施設として建設された水路橋で,朝日川を越える地点に作られた。河床を3連アーチで越え,東側に小さな4つのアーチを設ける。簡素な外観であるが,ひときわ目に付く現在では珍しい大規模な煉瓦構造物である。