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山梨県・笛吹市

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))早川家住宅主屋山梨県笛吹市一宮町東新居1356

早川家住宅主屋

木造平屋建、入母屋造一部切妻造で、玄関から西寄りを内向き諸室、東寄りを座敷などを配する。東寄り南北両側には広い廊下を通し、南面東端部はサンルームとする。座敷廻りの数寄屋風意匠も質が高く、部分的に洋風意匠を取り入れた近代和風住宅の好例である。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))絹本著色法然上人絵伝山梨県笛吹市御坂町1501-1

絹本著色法然上人絵伝

甲斐国の万福寺に伝わった掛幅装の四種の絵伝(聖徳太子、法然上人、親鸞聖人、源誓上人の各絵伝)のうちの一つで、法然上人の生涯を自然景、建物、群像などを配置して細密な描写によって描いた作品である。掛幅装の祖師絵伝が展開する初期の遺例の一つである。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)甲斐国分尼寺跡笛吹市

甲斐国分尼寺跡

 国分寺跡の北4丁余の所にあつて、土壇をなす地域が南北に2箇所相連接して存する。北部には今11個の自然石の礎石が見られ南部は北部より1段高く、また18個の礎石が遺存する。かつて道路新設の際、この地域の西端部とその礎石が撤去され、稍々旧状を損じてはいるが現状から推定して、もと南北ともに桁行5間、梁間4間の堂宇で南部は金堂、北部は講堂の跡と認められ、地域内からは国分寺跡と同種の瓦が出土する。
甲斐国分尼寺跡については異説もあるが国分寺跡との関係から見て蓋しこの地を以てその遺跡に充てるべきであらう。

国指定文化財(史跡名勝天然記念物)甲斐国分寺跡笛吹市

甲斐国分寺跡

現國分寺寺域内ニ金堂阯及塔阯ト認ムヘキ地點アリ 前著ニハ礎石二十七個後者ニハ中央ニ■孔ヲ存スル心礎以下十四個ヲ舊位地ニ存シ又南大門阯ト認ムヘキ地點ニ礎石五個ヲ存シ舊規ノ見ルヘキモノアリ