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青森県・八戸市

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))青森県櫛引遺跡青森県八戸市大字根城字東構35-1

青森県櫛引遺跡

 青森県八戸市の西郊、馬淵川右岸の段丘上に立地する開地遺跡から出土した、縄文時代草創期の出土品である。本件はこのうち、第1号竪穴住居跡および第1号土坑からまとまって出土した一括、全83点である。
 第1号土坑の坑底付近から出土した特徴的な深鉢形土器は、口縁部の山形状小突起や刻み、2種類の縄文原体を用いることで羽状構成をなす文様、三段に屈曲する形状、緩く丸みを帯びた底部など、その特徴が明瞭に観察できる。細かな破片が多数接合されているが、遺存状態は良好で約九割が遺存している。また、共伴する土器片の中には、口縁部の上面観が隅丸方形を示す資料が含まれ、この時期の特徴をよく表している。
石器は、削器4点のほか、石鏃、石核が各1点で構成されている。
 以上、縄文時代草創期においては全形を窺い知ることができる土器は稀少であり、本件は完形に近い遺存状態の個体を含む遺構出土の一括として、その学術的価値は高い。

国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))青森県丹後平古墳群出土品青森県八戸市大字根城字東構35-1

青森県丹後平古墳群出土品

律令制の外にあった東北北部の「末期古墳」からの出土品一括。黄銅製で三累環内に獅噛を配する柄頭は例がなく、象嵌と鍍金を併用した精緻なつくり。蕨手刀や方頭大刀、多種多量の玉は末期古墳に特徴的な副葬品。故意に底部を欠いた土器は、祭祀の姿を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))八戸酒造煉瓦塀青森県八戸市大字湊町字本町9

八戸酒造煉瓦塀

主屋西北角から、通りに沿って北へ延びる煉瓦塀で延長15mに及ぶ。フランス積とし、桟瓦葺で、棟を熨斗積とする。厚さ24㎝高さ3.0m、途中から低くなり北寄りは高さ2.5mとなる。基礎や柱型、上部を焼過ぎ煉瓦で造るなど、巧みな意匠を見せる。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))八戸酒造煉瓦蔵青森県八戸市大字湊町字本町9

八戸酒造煉瓦蔵

敷地南寄りの東西棟とその東端から北に延びる南北棟がL字形の棟をつくる。イギリス積の煉瓦造で地上2階建地下1階、鉄板葺、建築面積472㎡。東西棟にはスコットランド製鉄骨梁が一間毎に架かり、根太を置き、2階床を支持する特殊な構造をもつ。