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長野県・須坂市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅南土蔵長野県須坂市大字須坂字中町218
上店の西方に接続して建つ。土蔵造二階建で、商品の呉服の在庫を保管するための蔵である。東に出入口を開き、両開とする掛子塗の厚い土戸を吊って、高い左官技術を見せる。小屋は和小屋で、置屋根形式として、当地の伝統的な土蔵の形式を伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅北土蔵長野県須坂市大字須坂字春木町421-1
蔵座敷からさらに西に接続する。土蔵造二階建で、一階は南に出入口を、二階は東の蔵座敷からの出入口を設けて、動線を分ける。もとは一階に日用品、二階に家財道具などを収納したと伝わる。屋根は置屋根形式とし、蔵の多いことで知られる須坂の町を特徴づける。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅蔵座敷長野県須坂市大字須坂字春木町420
下店から渡り廊下を介して西に接続する居住棟。木造三階建のたちの高い建物で、南に玄関を開く。一階は仏間を兼ねた接客用の続き間座敷とし、北面に床を構え、付書院を備える。二階と三階を寝室等として居住に用いる。須坂の大店の暮らしぶりを伝える。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))中野家住宅下店長野県須坂市大字須坂字春木町420
通りに東面して建つ。切妻造平入とし、正面を塗込めて土蔵造風とする。二階正面は黒漆喰塗として、出桁を設け、格子窓を穿って迫力を見せる。当初は一階にミセとチャノマを設ける。繊維で知られる須坂において、明治期の呉服店の様相を伝える。