文化遺産オンライン

カテゴリで見る

長野県・塩尻市

国指定文化財(重要文化財)旧中村家住宅(長野県塩尻市大字奈良井) 土蔵長野県塩尻市大字奈良井三一一番地

旧中村家住宅(長野県塩尻市大字奈良井) 土蔵

旧中村家住宅は,重要伝統的建造物群保存地区に選定されている塩尻市奈良井に所在する。主屋は,天保8年(1837)の大火後,同14年頃の建築である。
主屋は間口約6mで,江戸時代末期の中山道の木曽11宿では,典型的な規模の町家である。出梁による深い軒や,二階の出格子窓,重厚な板庇,一階のシトミなど,奈良井宿に特有の表構えをよく留めており,価値が高い。
また,当家は塗(ぬり)櫛(ぐし)の販売を営んだが,主屋表の二階には漆塗(うるしぬり)作業の痕跡が残り,彩色の工程がここで行われたことがわかる。宿場の生業の一端を示して貴重である。

国指定文化財(重要文化財)旧中村家住宅(長野県塩尻市大字奈良井) 主屋長野県塩尻市大字奈良井三一一番地

旧中村家住宅(長野県塩尻市大字奈良井) 主屋

旧中村家住宅は,重要伝統的建造物群保存地区に選定されている塩尻市奈良井に所在する。主屋は,天保8年(1837)の大火後,同14年頃の建築である。
主屋は間口約6mで,江戸時代末期の中山道の木曽11宿では,典型的な規模の町家である。出梁による深い軒や,二階の出格子窓,重厚な板庇,一階のシトミなど,奈良井宿に特有の表構えをよく留めており,価値が高い。
また,当家は塗(ぬり)櫛(ぐし)の販売を営んだが,主屋表の二階には漆塗(うるしぬり)作業の痕跡が残り,彩色の工程がここで行われたことがわかる。宿場の生業の一端を示して貴重である。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))島木赤彦寓居長野県塩尻市大字広丘原新田289-3

島木赤彦寓居

塩尻市北部の広丘原新田にあり、善光寺街道に面して敷地を占める。木造平屋建、切妻造金属板葺で、もと太田家住宅主屋の角屋。緩勾配の切妻屋根に雀踊を飾り、本棟造風の外観を持つ。内部は八畳一室で北に玄関、南に縁側を付す。街道沿いの様相を伝える。

国指定文化財(登録有形文化財(建造物))平林家住宅主屋長野県塩尻市大字広丘原新田字新田166-1

平林家住宅主屋

街道沿いに敷地を構え、西面して建つ。間口一六メートル、奥行一三メートル、切妻造妻入。床上部はもと二列四室で、式台玄関から下座敷、上座敷の構えがよく残る。破風板上に棟飾りの雀踊りを戴く伝統的な本棟造の外観で、街路からの良好な屋敷構えを形作る。