カテゴリで見る
長野県・北佐久郡軽井沢町
国指定文化財(重要文化財)軽井沢夏の家(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字古川228番地1
軽井沢に位置する昭和8年建築の建築家アントニン・レーモンドの別荘兼事務所。昭和61年に現在地に移築された。バタフライ屋根とスロープ、吹抜を用いて、立体的で動きのある空間を創出し、丸太による木造軸組構造、芯外しの引戸などを駆使して軽快さと開放性を実現した。モダニズム建築を日本の伝統技法を用いて実現した先駆的な事例であり、後の我が国の木造のモダニズム建築に大きく影響を与えたものとして歴史的価値が高い。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))軽井沢新スタジオ(旧アントニン・レーモンド軽井沢別邸)主屋長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字広原21-10
軽井沢の南方に建つアントニン・レーモンド晩年の別荘兼事務所。一二角形平面の居間・食堂兼スタジオを中心に、西に厨房等、東に寝室と和室を付す。居間・食堂は煙突付暖炉を中心に唐傘形に丸太の梁組を架ける。設計者の丸太を用いた作風の円熟期を示す。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))旧ロミッシー別荘(一柳家別邸)長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字下森外887-33
万平通り北側の別荘地に建つ木造二階建。内部は中廊下と階段室の周囲に各室を並べる独立性高い間取り。一階居間に暖炉を設け、正面に玄関と二階テラスを張り出す。外観は下見板張や鎧戸付窓等で洋風とし、テラス菱組天井がコロニアル要素も示す大正期の別荘。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))鶴樓(福井家別荘主屋)長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字北卯ツ木原291
ヴォーリズ建築事務所設計の別荘。木造2階建切妻造桟瓦葺。外観は下見板張で暖炉の石積が目を引く。1階の居間と食堂は衝立で、2階は続き間座敷として、各階緩やかに二室に区切り、大きな出窓を開け眺望を誇る。洋室の用材吟味し、数寄屋の佇まいを呈する。