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長野県・木曽郡南木曽町

国指定文化財(重要伝統的建造物群保存地区)南木曽町妻籠宿長野県木曽郡南木曽町

南木曽町妻籠宿

中山道の木曽十一宿のひとつで、保存地区は宿場地区、在郷地区及びこれらの周辺の三里を含む広範囲にわたっています。宿場地区は江戸末期から明治期の面影をよく残しています。

国指定文化財(重要文化財)読書発電所施設 桃介橋長野県木曾郡南木曾町読書

読書発電所施設 桃介橋

国指定文化財(重要文化財)読書発電所施設 柿其水路橋長野県木曾郡南木曾町読書

読書発電所施設 柿其水路橋

国指定文化財(重要文化財)林家住宅 侍門長野県木曽郡南木曾町吾妻2187番地1

林家住宅 侍門

林家は中山道妻籠宿にあり,屋号を奥谷といい,江戸期には庄屋役や脇本陣,明治期には戸長や村長を務めた旧家である。
 林家住宅は,敷地東側が突出して街道に接する。敷地のほぼ中央に東面する主屋が建ち,背後に文庫蔵,敷地奥の南西に土蔵がある。現在は,妻籠宿脇本陣林家住宅として公開されている。
 主屋は明治10年5月の上棟,工事完了は同12年4月である。土蔵は明治3年,文庫蔵は江戸末期頃,侍門・高塀・源氏塀は主屋と同時期の建設と考えられる。
 主屋は近世以来の町家形式の伝統を踏襲しつつ,近代の造形や意匠を盛り込んだ平面や室内構成に特色があり,木曾地方の近代住宅建築の典型として価値がある。
 蔵や門及び塀などの附属建築が整っていることも貴重で,併せて保存を図る。